プリンタースタッフブログ

デザインの黄金と白銀

 
「5:8」、「1:1.618」…。
 
突然ですが、この数字は何でしょう?
  
実はモナ・リザ、ミロのビーナス、パルテノン神殿にも使われてる
「黄金比」という比率なんです。
 
私は名古屋の印刷会社プリンターで制作に関わっているのですが、
この「黄金比」はデザイン関連の仕事をしている人にとって、
とても重要な数字(比率)なんですよぉ。
 
因に、Apple社のロゴやTwitterのロゴも黄金比ということらしいですが、
 
〈美しいスタイルの影に「黄金比」あり!〉ということでしょうか…。
 
私たち印刷の仕事で言えば、「名刺」が、
この黄金比に近い存在でしょうか。
通常名刺サイズと言えば、9.1cm×5.5cmで、比率は1.654545…。
あえてこのサイズを黄金比に設定すると、
約9.1cm×5.7cmあるいは約8.8cm×5.5cmです。
この紙サイズで作ると、美しい「黄金比名刺」の出来上がり
ということになります。
 
他にも、「白銀比」や「青銅比」などもあるようです。
因に、「白銀比」は 1:1.414…(1:√2)で、
例えばA版サイズの紙がこの比率を使用しています。
A4だと、29.7cm×21.0cmで、ちょうど比率が1.414…。
日本建築にも古くから用いられている比率らしいです。
奈良や京都に行った時は古いお寺など
この「白銀比」かどうか確かめてみるのも楽しいですね。
 
「黄金比」にしろ「白銀比」にしろ、
意外と身の回りに多く馴染んでいるからでしょうか?
確かにバランスがよく、美しい…。
こうした比率をデザインに取り入れ、
より見やすく、美しい構図/レイアウト、文字組などを
さらに意識して制作していこうと改め思いました。
 
 
 
CD-F 0410
 

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